部会案内
ご挨拶
日頃から、全国高等学校長協会家庭部会の諸活動に御理解と御協力をいただき、ありがとうございます。
校長先生方におかれましては、日々の学校運営をはじめ、生徒の健やかな学びの保障に向け、御尽力されていることと思います。
さて、本部会は、高等学校における家庭科教育の振興を図ることを目的に、昭和26年に発足いたしました。以来、今日まで、生徒を取り巻く環境は大きく変化し、少子高齢化、高度情報化、グローバル化などの社会の変化に柔軟に対応しながら、家庭科教育は、主体的に家庭や地域を創造できる力量を備えた人材の育成という大きな目標に向け、大いに成果を挙げてまいりました。
昨年度から全学年で実施されている学習指導要領では、「よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創る」という目標を学校と社会が共有し、両者が連携・協働して子どもたちに必要な資質・能力を育むことを目指す「社会に開かれた教育課程」の実現が掲げられております。これからの社会を創り出していく子どもたちが、社会や世界に向き合い関わり合い、人生を切り拓いていくために求められる資質・能力とは何か、このことを教育課程に明確化し、育んでいくことが求められております。
今日、コロナ禍を経て、産業構造や社会システムが急激に変化をしており、高等学校においても不登校経験を有する生徒の増大、生成AI等のICT技術の進化に対する対応など、多くの課題が問われています。家庭科教育を通じて、家庭や地域社会という側面から日本や世界を支える人材をしっかりと育成するため、本部会として、新しい時代に求められる家庭科教育を推進するための諸活動に取り組んでまいります。
最後になりますが、今年度予定しております大会や協議会の主管校となります校長先生方をはじめ、開催県の皆様には、大変ご苦労をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。今後とも、家庭科教育のより一層の充実・向上のため、本部会に対する御支援と御協力をお願いいたします。
全国高等学校長協会家庭部会 理事長
栃木県立宇都宮中央高等学校長
高木 伸一(たかぎ しんいち)
部会概要
| 名称 | 全国高等学校長協会家庭部会 |
|---|---|
| 設立 | 昭和26年5月24日設立 |
| 所在地 | 〒102-0071 東京都千代田区富士見一丁目5番6号 |
| 電話 | 03-3261-0617 |
| FAX | 03-3288-1670 |
| Eメール | all-kocho@katei-ed.or.jp |
| 公式WEB | https://www.kateibukai.jp/ |
| 事業内容 | (1) 家庭科教育振興に関する調査研究 (2) 研究会、協議会、講演会、講習会等の開催 (3) 家庭科教育振興に関する要望及び陳情等 (4) 名簿、会報その他の刊行 (5) 公益財団法人全国高等学校家庭科教育振興会の事業の援助 (6) その他必要な事業 |
沿革
| 昭和26年5月 | 家庭部会(職業課程)誕生 23校でスタート 東京都立上野忍岡高校に事務局設置 |
|---|---|
| 昭和27年11月 | 全国高等学校長協会総会において「家庭科部会」として承認 第1回総会 東京都立上野忍岡高校で開催 |
| 昭和30年9月 | 「家庭科部会」を「家庭部会」に名称変更 部会報第1号の発行 |
| 昭和32年7月 | 第1回「家庭科講習会」を都立上野忍岡高校で開催 |
| 昭和38年5月 | 事務局を千代田区富士見の現地に移転 |
| 昭和45年11月 | 創立20周年記念式典 記念誌発行 |
| 昭和54年1月 | 第1回被服デザイン科研究協議会を岐阜県立大垣女子高校で開催 |
| 昭和55年2月 | 全国理事会において保育科高等学校長会結成を承認 |
| 昭和56年9月 | 食物科・調理科高等学校長会 第1回総会・研究協議会を宇都宮短大附属高校で開催 |
| 昭和57年 | 新事務局落成披露式(6月) 創立30周年記念誌発行(11月) |
| 平成元年11月 | 被服・服飾デザイン系高等学校長会と改称し、第1回総会・研究協議会を埼玉県立越谷総合技術高校で開催 |
| 平成4年11月 | 創立40周年記念誌発行 |
| 平成7年10月 | 「家庭部会福祉科校長会」発足 |
| 平成13年11月 | 創立50周年記念誌発行 |
| 平成18年4月 | 「家庭部会福祉科校長会」から「全国福祉高等学校長会」として独立 |
| 平成20年 | 「家庭科講習会」を「家庭科実践研究会」に名称変更 |
| 平成23年 | 創立60周年記念誌発行(平成24年3月) |
| 令和4年 | 創立70周年記念講演(5月) 記念誌発行(令和5年3月) |
